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ヒトメタニューモウイルス感染症|咳とゼーゼーが続くときに家庭で見る呼吸と飲む量、受診の目安

2026.11.7   子どもの症状

15歳以下の子どもで、激しい咳やゼーゼーがあり呼吸が苦しそうなとき、呼吸が弱いとき、唇が紫色のとき、顔色が明らかに悪いときは、厚生労働省がすぐに救急車を呼ぶ目安として示しています。該当する様子があれば119番通報してください。救急車を待つ間の案内は指令員の指示に従います。

ヒトメタニューモウイルス感染症は、発熱、咳、鼻水など、かぜに似た症状から始まり、気管支炎や肺炎に進むことがあります。子どもの様子を見るときは、咳の音だけでなく、呼吸が苦しそうか、水分を取れているか、乳幼児なら哺乳量が大きく減っていないかを確かめてください。受診の際は、熱の始まりと経過、咳と呼吸の様子、飲食の状況、喘息などの既往歴を伝えます。

SECTION 01

激しい咳やゼーゼーで呼吸が苦しそうなとき、まず何をする?

15歳以下の子どもに激しい咳やゼーゼーがあり、呼吸が苦しそうなときは、すぐに119番通報して救急車を呼んでください。発熱や咳に続いて音が出始めた場合も、病名を考えるより先に、今の呼吸が苦しそうかを確かめます。この目安に当てはまるなら、医院の受付を待たずに通報する行動が必要です。

SECTION 02

呼吸が弱いときは、どの行動を選ぶ?

音の有無とは別に、呼吸の弱さを確認

15歳以下の子どもで呼吸が弱いときも、すぐに救急車を呼ぶ目安です。ゼーゼーという音が聞こえるかどうかだけに注意を向けず、子どもの呼吸そのものが弱くなっていないかを見てください。発熱や咳から始まったとしても、呼吸が弱い状態なら119番通報を優先します。

激しい咳やゼーゼーで呼吸が苦しそうな状態とは、別に挙げられている目安です。音が目立たないことを理由に、呼吸の弱さを見過ごさないようにします。

SECTION 03

唇が紫色、または顔色が明らかに悪いときは?

唇と顔色は、それぞれ確認する

15歳以下の子どもで唇の色が紫色のときは、すぐに救急車を呼ぶ目安です。咳の音や熱の高さを確認するために通報を遅らせず、119番へ連絡してください。唇の色は、呼吸の様子とあわせて子どもの状態を見る際にも目を向けたい点です。

顔色が明らかに悪いときも、15歳以下の子どもについて独立した救急車の目安です。唇が紫色であることと顔色が明らかに悪いことの両方がそろうのを待つ必要はありません。どちらかの変化が見られた場合に119番通報する、という形で確認してください。

SECTION 04

水分が取れないとき、救急車の目安になる組み合わせは?

水分だけでなく、食欲と意識も確認

15歳以下の子どもで、激しい下痢や嘔吐によって水分が取れず、食欲がなく、意識がはっきりしないときは、すぐに救急車を呼ぶ目安です。「水分が取れない」だけをこの目安として切り出すのではなく、食欲と意識の状態まで含めて確認します。条件が重なっている場合は119番通報してください。

発熱や咳を気にしている途中でも、激しい下痢や嘔吐があるなら、水分を取れているかに加え、食欲がなくなっていないか、意識がはっきりしているかを見ます。この組み合わせに当てはまらないことだけを、安全だと判断する理由にはしないでください。

SECTION 05

119番につながったら、何から伝える?

通報したら、場所と子どもの様子を伝える

119番につながったら、まず「救急です」と伝えます。続いて、救急車に来てほしい住所を市町村名から伝えてください。住所が分からない場所にいるときは、近くの大きな建物や交差点など、目印になるものを伝えます。

子どもの様子を尋ねられたら、意識と呼吸の有無を分かる範囲で伝えます。確認できていないことを推測で答える必要はありません。落ち着いて、今分かっていることを伝えてください。

SECTION 06

発熱と咳から始まったら、どんな経過に注意する?

ヒトメタニューモウイルス感染症について、医院は発熱・咳・鼻水など、かぜに似た症状から始まると説明しています。発熱と咳が先に出たという経過は、その説明と重なりますが、それだけで今の子どもの感染症を特定することはできません。症状の名前を探す前に、いつからどのような変化があったかを整理しておきましょう。

また、気管支炎や肺炎に進行することがあります。これはすべての子どもが進行するという意味ではありません。初めはかぜのように見えても、後から咳や呼吸の様子が変わっていないかに目を向け、救急車の目安に当たる場合は先に119番通報してください。

SECTION 07

RSウイルスに似た症状なら、何を見分ける?

似ている病名より、いまの咳と呼吸を伝える

ヒトメタニューモウイルス感染症は、RSウイルスと似た症状を示すことが多いと医院は説明しています。発熱や咳、ゼーゼーという音があっても、症状の似かよりだけでどちらの感染症かを決めることはできません。病名の推測を受診判断の代わりにせず、今の子どもの様子を確認してください。

受診する場合、医院は咳の程度と呼吸の様子を伝えるよう案内しています。咳がどのくらいひどいか、呼吸はどのように見えるかを、観察したとおりに伝えましょう。病名を言い当てようとするよりも、現在の状態を具体的に共有できます。

SECTION 08

乳幼児や基礎疾患がある子は、どこに注意する?

注意が必要な子どもと、哺乳量の目安

医院は、乳幼児や基礎疾患のある子どもについて、ヒトメタニューモウイルス感染症の重症化に注意が必要としています。発熱や咳があるときは、病名だけで判断せず、呼吸の様子に変化がないかを確認してください。ただし、注意が必要な対象に当てはまることだけで、個々の子どもの状態が決まるわけではありません。

乳幼児については、哺乳量が著しく減っていることを医院が受診の目安に挙げています。普段と比べてどの程度飲めているかを確認し、受診時に伝えられるようにしましょう。この哺乳量の目安は乳幼児についてのものです。公的な救急車の目安に当たる状態なら、受診の相談より119番通報を優先してください。

SECTION 09

高熱が続くとき、受診の目安は何日?

高熱が3日以上続いていることは、たかしまこどもクリニックが示す受診の目安です。発熱と咳が続くと「何日待つべきか」と考えがちですが、この日数は救急車を呼ぶかどうかの基準ではありません。救急車の目安に当たる状態なら、発熱からの日数を数えて待たず、119番通報してください。

受診する際は、いつ熱が出始め、体温がどう変わったかを伝えましょう。高熱が続いた期間だけでなく、発熱の開始時期と体温の経過を分けて伝えると、受診時に確認してもらいたい情報がそろいます。

SECTION 10

咳がひどく呼吸が苦しそうなら、何を優先する?

咳がひどく、呼吸が苦しそうな場合は、医院が示す受診の目安に当たります。ただし、15歳以下の子どもで激しい咳やゼーゼーがあり、呼吸が苦しそうな場合は、公的資料が示す「すぐに救急車を呼ぶ」目安です。医院への通常の受診を考えるより先に119番通報してください。

咳の強さと呼吸の苦しさを一緒に見る

発熱に続いて咳が強くなったときは、咳だけに目を向けず、呼吸も苦しそうかを確かめてください。「咳がひどく、呼吸が苦しそう」という医院の受診目安と、「15歳以下で激しい咳やゼーゼーがあり、呼吸が苦しそう」という救急車の目安を区別することが大切です。

SECTION 11

ゼーゼー・ヒューヒューという音は、どう伝える?

呼吸時にゼーゼー、またはヒューヒューという音がすることも、医院が挙げる受診の目安です。音が気になるときは、「ゼーゼーする」とだけ伝えるより、咳の程度と呼吸の様子も合わせて受診時に伝えましょう。

音だけを手がかりに救急車が必要かどうかを決めるのではなく、呼吸が苦しそうかにも注意してください。15歳以下で激しい咳やゼーゼーがあり、呼吸が苦しそうなら、公的資料が示す救急車の目安に従います。

SECTION 12

水分や母乳・ミルクが減ったら、どこが受診の目安?

飲めているかを確認するときは、水分が取れないことと、ぐったりしていることが重なっていないかを見てください。医院は「水分が取れず、ぐったりしている」状態を受診の目安に挙げています。飲む量だけでなく、そのときの様子も合わせて受診判断に用います。

乳幼児は哺乳量の変化も確認

乳幼児では、母乳やミルクを飲む量が著しく減っていることも、別の受診目安です。受診時には水分や食事の摂取状況を伝えましょう。乳幼児なら、哺乳量がどう変わったかも合わせて伝えると、飲めていない状態を具体的に説明できます。救急車の目安に当たる状態では、受診の準備より119番通報を優先してください。

SECTION 13

家庭では休養と部屋の乾燥にどう対応する?

救急車や受診の目安に当たる状態への対応を遅らせず、家庭で過ごす場面では十分な休養と水分補給を心がけます。水分が取れずぐったりしている場合は医院が示す受診目安に当たるため、水分補給を家庭だけで続ける話とは分けて考えてください。

部屋の乾燥が気になるときは、医院が家庭での対応として挙げる、適切な加湿と乾燥を防ぐことも意識しましょう。休養や部屋の加湿は、救急車や受診の目安に当たる状態への対応に代わるものではありません。

SECTION 14

咳で眠れない夜と、熱が下がった後はどう見る?

眠れない咳への対応と、解熱後の観察は別に考える

咳で眠れない場合には、上半身をやや起こすことが医院の案内する家庭での対応です。これは、呼吸が苦しそうな場合の受診や救急判断を後回しにするための方法ではありません。眠れないほど咳が出ているときも、呼吸の様子を別に確かめてください。

熱が下がった後も、医院は呼吸の状態を注意して観察するよう案内しています。体温が下がったという変化だけで呼吸の状態まで判断せず、咳が続くときは呼吸が苦しそうでないかを見てください。呼吸が苦しそうなら、解熱後であっても受診・救急の判断を遅らせないことが大切です。

SECTION 15

休日・夜間に迷ったら、どこへ相談し何を伝える?

救急車の目安に当たる場合は、休日・夜間でも#8000や医院への相談より119番通報を優先してください。救急車の目安には当たらず、子どもの症状にどう対処するか、受診した方がよいか迷う場合は、#8000で小児科医師・看護師に電話相談できます。

#8000は、居住する都道府県の相談窓口につながる短縮番号です。実施時間は都道府県ごとに異なるため、利用前に居住する都道府県の実施状況を確認してください。休日・夜間ならいつでもつながると考えず、利用できる時間を確かめることが必要です。

受診時に伝えたい症状の経過

医院への相談・受診時には、分かる範囲で次の情報を伝えましょう。

  • 発熱が始まった時期と、その後の体温の経過
  • 咳の程度と、呼吸の様子
  • 水分や食事をどのくらい取れているかという摂取状況
  • 喘息や気管支炎などの既往歴

FAQ

よくある質問

熱が下がったら、呼吸の様子を見なくても大丈夫ですか?

熱が下がった後も、呼吸の状態は注意して観察してください。咳がひどく呼吸が苦しそうな場合は医院の受診目安に当たり、15歳以下で激しい咳やゼーゼーを伴って呼吸が苦しそうなら119番通報の目安を確認してください。

水分は少し飲めていますが、乳児の哺乳量が大きく減りました。受診の目安になりますか?

はい。乳幼児の哺乳量が著しく減っていることは、医院が挙げる受診の目安です。受診時には水分や食事の摂取状況を伝え、呼吸や顔色にも救急車の目安に当たる変化がないか確認してください。

休日の夜に受診するか迷ったら、#8000へいつでも電話できますか?

利用できる時間は都道府県ごとに異なります。居住する都道府県の実施状況を確認し、子どもの症状への対処や受診を迷うときに相談してください。激しい咳やゼーゼーで呼吸が苦しそうな15歳以下の子どもなど、救急車の目安に当たる場合は119番通報してください。

運営者

たかしまこどもクリニック

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診療時間/アクセス

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午前診療
AM 8:30~12:00
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予防接種・乳児検診
PM 14:00~15:00
-(13:00~14:00)-
午後診療
PM 15:00~18:00
●-●●●●(14:00~16:00)-

※第2土曜日は休診

※日祝と火曜午後は休診です。
※予防接種と乳幼児健診は完全予約制ですので、お電話にてご予約下さい。

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