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保育園児の嘔吐で迷うときの家庭で見るポイントと受診の目安

2026.10.8   子どもの症状

保育園児が吐いたとき、意識や呼吸の異常があるなら、通常の受付や電話相談を先に待たず119番へ連絡してください。厚生労働省は15歳以下の子どもについて、嘔吐が止まらない場合や、激しい嘔吐で水分が取れず、食欲がなく、意識がはっきりしない場合なども、すぐに救急車を呼ぶ目安に挙げています。

吐いた回数だけで、受診の要否は決められません。元気さや意識、呼吸、水分を取れているか、おしっこが出ているかに加え、強い腹痛や頭痛、便の変化も確認しましょう。休日・夜間に受診を迷う場合は、住んでいる都道府県の実施時間を確かめたうえで#8000に相談できます。ただし、救急車を呼ぶ目安に当てはまるときは、電話相談への連絡を優先しないでください。

SECTION 01

吐き続けているとき、最初に何をする?

吐き続けているなら、まず119番

15歳以下の子どもで嘔吐が止まらないときは、すぐに119番に連絡して救急車を呼んでください。厚生労働省は、嘔吐が止まらないことを、子どもについて「すぐに救急車を呼ぶ」目安に挙げています。通常の受診先を探したり、相談の電話をかけたりするより先に行動する場面です。

保育園で吐いたと聞いて迎えに行った後も、家で吐くことが続いているなら、「何回吐いたか」だけで判断しようとせず、今も嘔吐が止まらないかを確認してください。119番では、救急であることと来てほしい場所を伝え、子どもの年齢や嘔吐の様子を分かる範囲で説明します。詳しい経過を思い出してからかけようと、通報を遅らせる必要はありません。

SECTION 02

水分が取れないとき、意識や食欲もどう見る?

水分・食欲・意識を一緒に確認する

15歳以下の子どもについて厚生労働省が示す目安には、「激しい下痢や嘔吐で水分が取れず、食欲がなく、意識がはっきりしない」という状態があります。この組み合わせに当てはまる場合は、すぐに119番に連絡して救急車を呼んでください。「水分が取れない」だけを、この目安と同じ条件として扱うものではありません。

吐いた後に子どもを見るときは、下痢や嘔吐の激しさだけに目を向けず、水分が取れているか、食欲はどうか、呼びかけへの反応など意識がはっきりしているかを併せて確認します。保育園にいた間の様子と、迎えてからの様子が違うなら、今見えている状態を優先して伝えてください。条件がそろっているのに、水分を取れるようになるか試してから判断しようと待つ場面ではありません。

SECTION 03

唇の色が紫色なら、どう動く?

顔全体ではなく、唇の色を見る

15歳以下の子どもで唇の色が紫色なら、すぐに119番に連絡して救急車を呼んでください。厚生労働省が示す子どもの救急の目安の一つです。嘔吐の回数や吐いたものの様子を整理している途中でも、唇が紫色であることに気づいたら、その確認を優先します。

迎えに行った保育園からの帰り道や帰宅後など、吐いた場所とは違うところで子どもの様子を見ることもあります。その際は「顔色がいつもと違う気がする」という印象だけで唇の状態を言い換えず、唇の色が紫色かどうかを直接確かめてください。119番では、気づいた色の変化をそのまま伝えます。色の変化に気づいているのに、ほかの情報を集め終わるまで通報を後回しにしないでください。

SECTION 04

咳やゼーゼーが強く、呼吸が苦しそうなら?

咳・ゼーゼーと呼吸の様子を併せて見る

15歳以下の子どもで、激しい咳やゼーゼーがあり、呼吸が苦しそうな場合は、すぐに119番に連絡して救急車を呼んでください。厚生労働省の目安は、咳やゼーゼーの激しさと、呼吸が苦しそうな状態を併せて示しています。咳が出たという一点だけに置き換えて判断しないことが大切です。

嘔吐の後は吐いたことに気を取られがちですが、子どもが咳き込んでいるなら、ゼーゼーしているか、呼吸が苦しそうに見えるかも確認してください。保育園から聞いた咳の様子だけでなく、今、目の前で見えている呼吸の状態を119番で伝えます。激しい咳やゼーゼーと呼吸の苦しさがそろっているときに、嘔吐の原因を考えたり、通常の受付を待ったりすることを先にしないでください。

SECTION 05

激しい腹痛で苦しがる場合は?

「痛い」の一言だけで強さを決めない

15歳以下の子どもが激しいおなかの痛みで苦しがっている場合は、すぐに119番に連絡して救急車を呼んでください。厚生労働省が挙げているのは、単におなかが痛いと言う状態ではなく、激しい痛みで苦しがる状態です。軽い腹痛まで同じ救急の目安として広げるものではありません。

吐いた子どもが「おなかが痛い」と言ったら、その言葉だけで終わらせず、今、強い痛みで苦しがっているかを見てください。保育園で痛いと言い始めたのか、迎えた後に苦しがるようになったのかも、分かる範囲で整理できます。ただし、激しい痛みで苦しがっているときは、経過を詳しく聞き終えてからではなく119番に連絡し、見えている状態を伝えてください。

SECTION 06

便に血が混じっていたら?

吐いたものだけでなく、便も確認する

15歳以下の子どもで便に血が混じった場合、厚生労働省はすぐに救急車を呼ぶ目安として挙げています。気づいたら119番に連絡してください。嘔吐について相談しようとしているときも、便に血が混じっているという変化を見落とさないことが重要です。

保育園で吐いた後、自宅で便を確認する機会があれば、血が混じっていないかを見てください。保育園での排便について聞いている場合は、見て確認したことと、人から聞いたことを分けて伝えると、状況が伝わりやすくなります。便に血が混じったことが分かっているなら、嘔吐の回数などをすべて数え直すより先に119番へ連絡し、分かっている事実から説明してください。

SECTION 07

吐いた回数は、どう伝えられるようにする?

回数に加え、繰り返し方を伝える

「こどもの救急」の吐き気の症状確認項目には、「何度も繰り返し吐く」があります。このサイトは、生後1か月~6歳の子どもについて、夜間や休日など診療時間外に受診するかどうかを判断する際の目安を提供するものです。この項目は状態を確かめるためのもので、当てはまるだけで119番の要否が決まるわけではありません。

相談時に伝えるため、保育園で何度吐いたと聞いたか、迎えた後にも繰り返しているかを分けて整理しておくとよいでしょう。正確な回数が分からなければ推測で埋めず、「保育園では複数回と聞いた」「帰宅後にも吐いた」など、分かる範囲をそのまま伝えます。回数が何回以上なら救急車、何回以下なら待てる、という独自の線引きには使わないでください。

園からの連絡と帰宅後の観察は、メモの欄を分けると、誰が見た状態かを混同せずに伝えられます。例えば「園の先生から繰り返し吐いたと聞いた」「迎えた後、自分が見た範囲ではまだ吐いていない」と記し、見ていない時間帯まで吐いていなかったと補わないようにします。園での詳しい経過が分からない場合も、確かめるために相談を先延ばしにせず、聞いた内容と自分が見た内容を区別して伝えてください。

SECTION 08

吐いたものに血や黄色・緑色のものが見えたら?

吐いたものの色と血の有無を伝える

「こどもの救急」の吐き気の症状確認項目には、「血もしくは胆汁(黄色または緑色)を吐いた」が含まれます。同サイトは、生後1か月~6歳の子どもについて、夜間や休日など診療時間外に受診するかどうかを判断する際の目安を提供しています。この項目だけを、独立した119番の基準に置き換えるものではありません。

吐いたものを見られた場合は、血が見えたか、黄色または緑色のものが見えたかを、相談時に伝えられるよう確認してください。保育園で吐いて保護者は実物を見ていないなら、色を決めつけず、園から聞いた内容と自分が見た内容を分けて説明します。色が分からない場合も、見ていないものを推測する必要はありません。吐いたものの情報を整理したら、続いて子どもの今の反応も確かめてください。

SECTION 09

吐いたあと、反応がいつもと違うときは?

吐いたものを確認したら、次は子どもの反応を見てください。生後1か月~6歳の子どもが夜間・休日など診療時間外に受診するか迷うとき、「こどもの救急」の吐き気の項目には「無表情でうとうとしている」があります。普段の眠そうな様子と同じか、表情や反応がいつもと違うかを分けて確かめましょう。眠っているというだけで、この項目に当てはめるものではありません。

意識の変化と、ほかの状態を一緒に確認する

厚生労働省は、15歳以下の子どもについて、激しい下痢や嘔吐で水分が取れず、食欲がなく、意識がはっきりしない状態を、すぐに救急車を呼ぶ目安に挙げています。この目安は「意識がはっきりしない」だけを取り出したものではありません。反応を確認するときは、激しい嘔吐や下痢、水分、食欲の状態も併せて見てください。目安に当てはまるなら、通常の相談を先に挟まず119番に連絡します。

SECTION 10

水分を取れているか、どう確かめる?

反応を確かめたら、水分を取れているかも確認します。生後1か月~6歳の子どもについて、夜間・休日など診療時間外の受診判断を想定した「こどもの救急」の吐き気の項目には、「水分は取れている」があります。吐いたあとに水分を取れているか、取れていないかを、相談時に伝えられるようにしておくと、子どもの状態を説明しやすくなります。

「取れている」だけで結論を出さない

水分を取れていることは確認する一要素であり、それだけで安全や受診不要とは判断できません。一方、厚生労働省が15歳以下の子どもについて示す救急車の目安は、激しい下痢や嘔吐で水分が取れず、食欲がなく、意識がはっきりしないという併存した状態です。水分が取れないという一点だけでこの目安に置き換えず、食欲と意識の状態も確かめてください。該当する場合は、すぐに119番へ連絡します。

SECTION 11

おしっこやおむつは普段と比べてどうか?

水分の状態に続いて、おしっこが出ているかを見ます。生後1か月~6歳の子どもが夜間・休日など診療時間外に受診を迷う場合、「こどもの救急」の吐き気の項目には「おしっこが出ている、おむつがいつもの通り濡れている」があります。おむつを使っている子なら、濡れ方が普段と同じかを比べてください。

「出ている」と答えるときも、いつもの様子と比べてどうかを添えると、状態をより具体的に伝えられます。反対に、おむつの濡れ方がいつもと違うと感じたら、その違いを相談時の情報として整理しましょう。排尿があることだけを根拠に、心配はない、受診する必要はないと結論づけることはできません。この項目は、子どもの状態を確かめるための比較材料です。

園でおむつを替えた時の様子を先生から聞いた場合は、その情報と、迎えた後に確認した濡れ方を分けてメモできます。「いつもどおり」という言葉だけでは何を比べたのか伝わりにくいため、普段のおむつの様子と、今回自分が見た様子をそれぞれ言葉にしておきましょう。本人がトイレを使う子で、園での排尿を保護者が確認できていない場合は、普段と同じか分からないことも含めて伝え、空欄を推測で埋める必要はありません。

SECTION 12

強く頭を痛がっているとき、何を伝える?

おしっこやおむつの状態を見たあとも、子どもが頭を激しく痛がっていないかを確かめてください。生後1か月~6歳の子どもについて、夜間・休日など診療時間外の受診判断を想定した「こどもの救急」の吐き気の項目には、「激しく頭を痛がる」が含まれます。吐いたことだけに気を取られず、頭の痛がり方も別の確認点として捉えます。

相談するときは痛がり方をそのまま伝える

激しく頭を痛がっているなら、その様子を受診について相談するときに伝えてください。保護者が見聞きした痛がり方を伝えることと、頭痛の原因を推測することは別です。嘔吐と頭痛を結びつけて病名や原因を決めつけず、確認できた状態を伝えるために、この項目を使いましょう。

SECTION 13

症状確認サイトは、わが子の年齢と時間帯に合う?

ここまでの確認に「こどもの救急」を使う場合は、まず子どもの年齢と利用する場面を確かめてください。このサイトが判断の目安を提供している対象は、生後1か月~6歳の子どもです。想定しているのは、夜間や休日など診療時間外に病院を受診するかどうか迷う場面です。保育園に通っているかどうかだけで対象に入ると考えず、実際の年齢を確認しましょう。

画面の目安を最終判断と取り違えない

対象の年齢と時間帯に合っていても、サイトは個々の子どもについて最終的な受診判断を代行するものではありません。症状の項目を確認する目的は、今の状態を整理し、受診を考える際の目安にすることです。年齢や利用場面が合わないときに、表示される目安をそのまま自分の子どもへ当てはめることも避けてください。休日・夜間に電話で相談したい場合は、次に相談窓口の条件を確認します。

SECTION 14

休日・夜間に受診を迷ったら、#8000を使える?

休日・夜間に子どもの症状への対処や受診を迷う場合、#8000は小児科医師・看護師に電話で相談できる窓口です。ただし、救急車を呼ぶ目安に当てはまるときは、#8000で相談してから決めるのではなく、119番への連絡を優先してください。#8000は、緊急時の通報に代わる番号ではなく、受診や対処の判断に迷うときの相談先として使い分けます。

住んでいる都道府県の実施時間を確かめる

#8000の実施時間は都道府県によって異なります。合志市や周辺に住んでいて利用を考える場合も、住んでいる都道府県の実施状況を確認してください。厚生労働省が案内する都道府県別の実施状況で、利用しようとしている時間帯に相談できるかを確かめます。特定の地域の時間帯を思い込みで当てはめず、最新の実施状況を確認したうえで利用しましょう。

SECTION 15

119番では何を伝え、通常診療の相談先はどう確認する?

119番に通報するときは、指令員の問いに沿って、誰がどのように具合が悪くなったかを伝えます。意識と呼吸の有無も、分かる範囲で伝えてください。すべての情報をそろえるために通報を遅らせる必要はありません。まず119番に連絡し、聞かれたことへ順に答えましょう。

自宅から通報した場合は、そのあとでマイナ保険証または資格確認書、普段飲んでいる薬またはお薬手帳などを準備します。持ち物を探してから通報する順番にはしないでください。通報時に伝える状態と、通報後に用意する物を分けて考えると、準備のために119番への連絡が遅れるのを防げます。

普段飲んでいる薬の情報は、名前を記憶だけで説明するより、お薬手帳や手元の薬の情報を準備して伝えられる形にしておくと整理しやすくなります。保険の確認に使う物と薬の情報を分けて用意すれば、同じ物を何度も探すことも避けられます。ただし、これは自宅から通報した後の持ち物の整理であり、手帳の場所が分からない、書類が手元にないという理由で119番への連絡を待つための手順ではありません。

通常診療の相談先は救急対応と分ける

救急対応とは別に、通常診療の相談先を考える際、たかしまこどもクリニックは熊本県合志市幾久富1866-513にあり、診療案内には一般小児科が含まれます。ただし、所在地や診療科目は119番を呼ぶかどうかの基準ではありません。当日の診療可否や診療時間、時間外の対応はここからは判断できないため、通常診療について相談する場合は、利用できる案内を別途確認してください。

FAQ

よくある質問

一度吐いたあと水分を飲めています。受診せずにいても大丈夫ですか?

水分を飲めることだけでは、受診の必要がないとは判断できません。反応や呼吸、嘔吐が続いていないか、排尿の様子も確認し、休日・夜間に受診を迷う場合はお住まいの都道府県の実施時間を確かめて#8000に相談してください。嘔吐が止まらないなど、救急車を呼ぶ目安に当てはまる場合は119番へ連絡してください。

吐いたものが黄色や緑色に見えます。119番の目安ですか?

色だけで119番の要否を決めることは、ここで示した公的資料の範囲からはできません。黄色または緑色の胆汁を吐いたことは症状確認の項目なので、見えた色を伝えられるようにし、嘔吐が止まらないなど厚生労働省の救急の目安にも当てはまるなら119番へ連絡してください。

救急車を呼ぶとき、保育園から何を聞いておくと伝えやすいですか?

119番では、誰がどのように具合が悪くなったかを簡潔に伝え、分かる範囲で意識と呼吸の有無も伝えます。保育園にいる場合は、そばにいる人が確認できる状態を聞いてください。ただし、情報を集めるために119番通報を遅らせないでください。

運営者

たかしまこどもクリニック

For first-time patients

診療時間/アクセス

診療時間月火水木金土日祝
午前診療
AM 8:30~12:00
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予防接種・乳児検診
PM 14:00~15:00
-(13:00~14:00)-
午後診療
PM 15:00~18:00
●-●●●●(14:00~16:00)-

※第2土曜日は休診

※日祝と火曜午後は休診です。
※予防接種と乳幼児健診は完全予約制ですので、お電話にてご予約下さい。

クリニック周辺地図

熊本県合志市幾久富1866-513

熊本市方面からも通いやすい立地にあり、専用駐車場を完備しています。
お車での来院が多い方も安心してご利用いただけます。