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保育園児の発疹で迷うときの家庭で見るポイントと受診の目安

2026.10.10   子どもの症状

15歳以下の子どもが頭を痛がってけいれんしている場合、厚生労働省は、すぐに救急車を呼ぶ目安として示しています。発疹があっても、こうした状態の確認を後回しにして、家庭で様子を見る判断から始めないでください。救急車を呼ぶ目安に当たるときは119番に連絡します。

保育園児の発疹に気づいたら、見た目だけで受診の要否を決めず、発熱や元気さ、呼吸、水分、尿の状態も確かめてください。発熱してぐったりしている場合や、生後3か月未満で予防接種後以外の発熱がある場合は、時間外でも早めの受診が必要です。救急の目安に当たらず、休日・夜間に判断に迷うときは、実施時間を確認したうえで#8000へ相談できます。

SECTION 01

発疹に気づいた直後、先に確認すべき緊急の状態は?

15歳以下の子どもが頭を痛がり、かつ、けいれんがある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。発疹に気づいていても、この救急の目安は変わりません。発疹を詳しく見たり、ほかの症状を調べたりするより先に、119番へ連絡してください。

「頭を痛がる」と「けいれんがある」は、両方そろった場合の目安です。頭を痛がるだけ、あるいはけいれんだけの場合まで、この組み合わせに当てはまるとは読み替えられません。一方で、この目安に書かれていないから安全だとも判断できません。発疹の有無や見た目だけで、救急車が必要かどうかを決めないようにします。

SECTION 02

119番では、すべて説明し終えるまで出動を待つの?

聞き取りは順番に進みます

119番へ通報すると、指令員が救急車の出動に必要なことを順番に尋ねます。最初から状況をすべて説明し終えなければ、出動してもらえないわけではありません。緊急性が高い場合は、聞き取りの途中でも救急車が出動します。

最初に救急であることを伝え、救急車に来てほしい場所を市町村名から答えます。自宅以外にいる場合は、自宅の住所ではなく、子どもが今いる場所を伝えましょう。住所が分からなければ、近くの大きな建物や交差点など、目印になるものを伝えます。場所を詳しく調べ終えるまで通報を待つ必要はありません。

症状については、誰に何が起きたかを簡潔に話し、意識と呼吸について分かることを答えます。発疹の形を詳しく説明し続けるより、今の子どもの状態を先に伝えてください。通園中の経過をまだ知らなければ、自分が確認した様子と、園から聞いた内容を分けます。分からない部分は推測で埋めず、そのまま伝えて構いません。

通報した人の名前と、通話後も連絡を受けられる電話番号も尋ねられます。救急車が向かう場所が分からない場合などに、折り返しの連絡が入ることがあるためです。持病やかかりつけの病院について聞かれたときも、答えられる範囲で伝えましょう。

救急車の到着前に応急手当てが必要と指令員が判断した場合は、その方法の案内があります。指示を聞き、可能な範囲で実施してください。電話での案内を受けている間に状態が変わった場合も、その変化を伝えます。保護者だけで方法を決めて進めるための説明ではありません。

救急隊が到着したら、具合が悪くなった状況、到着までの変化、行った応急手当てを伝えます。普段飲んでいる薬や医師から受けている指示も、救急隊に引き継ぐ情報です。

SECTION 03

通報時に子どもの年齢が正確に分からないときは?

119番では、具合の悪い子どもの年齢を伝えます。正確に分からなければ、おおよその年齢で構いません。誕生日を確認するために通報を遅らせず、分からないことはそのまま伝えてください。通報者と保護者が別の場合も、尋ねられているのは対象の子どもの年齢です。

SECTION 04

診療時間外の症状別情報は、何歳の子ども向け?

「保育園児」ではなく実際の年齢を確認

夜間や休日など、診療時間外に病院を受診するか迷うときに参照できる「こどもの救急」は、生後1カ月から6歳までの子どもを対象としています。保育園に通っているというだけでは、この範囲に入るかどうかは決まりません。利用前に、子どもの実際の年齢を確かめてください。

対象年齢に入っていても、表示される情報は受診を考えるための目安です。発疹を見て病名や受診時期を決めるものではなく、病院を受診するかどうかの最終的な判断をサイトに任せるものでもありません。救急車を呼ぶ目安に当てはまるときは、診療時間外の情報を調べるより先に119番へ連絡します。

SECTION 05

症状が複数あるとき、どのページから確かめる?

症状が複数ある場合も、まず「こどもの救急」の利用規約を読み、同意したうえで使います。その後、「気になる症状」から、今の子どもの状態に近いものを選びます。発疹だけを手がかりに決めつけず、選んだ症状のページに書かれた具体的な項目を確かめてください。

ページを使うときの順序

  • 利用規約を確認し、同意する。
  • 「気になる症状」から状態に近い症状を選ぶ。
  • そのページで当てはまる具体的な項目をチェックし、「結果をみる」を押す。

表示された内容は、選択した項目に応じた情報です。チェックした結果だけで、その子の病名を確定したり、発疹そのものの緊急度を判断したりはできません。発熱もあるなら、発熱のページにある項目を一つずつ確認する、という使い方になります。

SECTION 06

発疹と38℃以上の熱があるとき、元気さをどう確かめる?

発疹の見た目と全身の様子を分ける

発疹と発熱があり、元気がなくぐったりしている場合は、時間外でも早めに受診してください。厚生労働省の「上手な医療のかかり方」は、発熱時にぐったりしていることを早めの受診の目安に挙げています。「こどもの救急」の38℃以上の発熱ページでも、確認する項目になっています。

意識や呼吸に異常がある場合は、通常の受診や予約を待たず119番へ連絡します。発疹の色や形を詳しく調べることより、今の全身の状態に応じた対応を優先してください。

SECTION 07

発熱時の確認では、月齢も伝える必要がある?

発熱時は子ども本人の月齢も確認します。生後3か月未満で、予防接種後以外の発熱がある場合は、厚生労働省の資料では時間外でも早めに受診する目安です。通園の有無やクラス名から月齢を判断しないでください。

予防接種後に熱が出た場合でも、それだけで安全と決めず、接種した時期と今の様子を医療機関に伝えて相談しましょう。意識や呼吸に異常があるときは、接種後かどうかにかかわらず119番への連絡を優先します。

SECTION 08

熱もあるとき、水分について何を確認する?

発疹と発熱があるときは、水分を口にできているか、最後に飲んだのはいつかを確認します。園で飲んだという情報と、帰宅後に保護者が見た様子は分けて伝えましょう。量が分からなければ推測で補う必要はありません。

一度飲めたことだけで、その後も飲めているとは判断できません。飲水の様子は相談時に伝える情報の一つです。ぐったりしている場合などは、飲めたかどうかだけを理由に受診を待たないでください。

SECTION 09

水分を飲めていても、尿の状態を別に見る?

飲んだ量と、おむつの濡れ方を分けて確認

38℃以上の発熱があるときは、飲水とは別に、尿が出ているかも確かめます。おむつを使っている子は普段どおり濡れているか、トイレを使う子は最後に尿が出たのはいつかを、確認できた範囲で伝えてください。

たとえば、帰宅後に飲んだ姿は見たものの、その後の尿は確認していないなら、その二つを分けて相談できます。自分で見た情報と園から聞いた情報を区別し、不明なところは不明と伝えましょう。

SECTION 10

咳も出ているとき、胸の動きはどう確認する?

咳の音だけでなく、胸の動きも見る

発疹に咳やゼーゼーする症状も重なったら、咳をしているかどうかに加えて、呼吸するときの胸の動きを確かめます。胸がへこむような、ペコペコした呼吸は、咳・ゼーゼーする症状について確認する項目の一つです。

子どもの様子を伝えるときは、「咳が出る」だけで終えず、胸がへこむように動いているか、確認した時点でどう見えたかを言葉にしましょう。この項目に当てはまることだけを根拠に救急車の要否を決めるのではなく、呼吸の様子を相談先へ具体的に伝えることが大切です。発疹の見た目から呼吸の状態を推測せず、それぞれ別に確かめます。

SECTION 11

呼吸が苦しく、話せない様子なら何を優先する?

「苦しそう」と「話せない」を一緒に伝える

咳やゼーゼーする症状があり、呼吸が苦しく、かつ会話ができない様子なら、咳の経過を通常どおり見守るだけにしないでください。咳・ゼーゼーする症状の確認項目には、「呼吸が苦しく会話ができない」状態が挙げられています。呼吸が苦しそうなことと、会話ができないことの両方を分けて捉える必要があります。

咳やゼーゼーがあり、呼吸が苦しくて会話もできない様子なら、発疹の観察や通常の受付を待たず、直ちに119番へ連絡してください。通報時には、咳やゼーゼーに加え、呼吸が苦しそうで話せないことを、確認できたまま伝えます。

SECTION 12

吐いた場合、繰り返しているかをどう伝える?

一度の嘔吐か、繰り返しているか

発疹に嘔吐が重なり、吐くのが止まらない場合は、観察や予約を続けず119番へ連絡してください。厚生労働省の子どもの救急の目安には、嘔吐が止まらない状態が挙げられています。

一度吐いたことと繰り返していることは分けて伝えます。最初に吐いた時期、その後の回数や経過、現在の様子を、分かる範囲で説明してください。回数を正確に思い出せなくても、連絡を遅らせる必要はありません。

SECTION 13

下痢もあるとき、口の中で何を確かめる?

下痢があるなら、唇と口の中も確認

発疹に加えて下痢があるときは、便の様子だけでなく、唇や口の中が乾燥しているかも確かめます。下痢についての確認項目に、唇や口の中の乾燥が挙げられています。保護者が見て分かる範囲で、乾いているように見えるか、判断しにくいかを区別しておきましょう。

相談時には「下痢がある」と伝えたうえで、唇と口の中を確認できたか、乾燥が見られたかを添えます。乾燥しているように見える場合も、その一点だけで脱水と診断することはできません。反対に、乾燥がはっきりしないことだけを安心の根拠にもせず、気になる様子をそのまま相談先に伝えてください。

SECTION 14

休日・夜間に受診を迷ったら、#8000では何を相談できる?

救急の通報と、受診を迷うときの電話相談

救急車を呼ぶ目安に当たる場合は、#8000への相談より119番を優先します。#8000は、休日・夜間に子どもの症状への対応や病院を受診するかどうかを迷う保護者が、小児科医師・看護師に電話で相談できる窓口です。救急時の通報を置き換える番号ではありません。

たとえば発疹のほかに気になる症状があり、休日・夜間にどう対応するか、受診した方がよいか判断に迷う場合には、確認した子どもの様子を伝えて相談できます。発疹だけを見て結論を出そうとせず、何が起きていて何を迷っているかを分けて話しましょう。救急車を呼ぶ目安に当たる状態なら、電話相談の順番を待つのではなく119番です。

SECTION 15

熊本県から#8000を使う前に、何を確認する?

番号が共通でも、相談できる時間は地域別

#8000の利用を考えるときは、住んでいる都道府県の最新の実施時間を先に確かめましょう。番号は全国共通でも、相談を実施する時間は都道府県ごとに異なります。熊本県から利用する場合も、ほかの地域で案内されている時間をそのまま当てはめないでください。

厚生労働省ホームページに掲載されている「子ども医療電話相談実施状況」で、居住する都道府県の情報を確認できます。休日・夜間というだけで、今つながると決めつけないことが大切です。時間を確かめるのとあわせて、発疹のほかに確認した症状や経過を整理しておけば、利用を迷っている点も伝えやすくなります。

FAQ

よくある質問

発疹と熱があっても、水分が飲めていれば受診を急がなくてよいですか?

水分が取れていても、それだけで受診を急がなくてよいとは決められません。発熱してぐったりしている場合や、生後3か月未満で予防接種後以外の発熱がある場合は、時間外でも早めに受診してください。意識や呼吸に異常がある場合は119番へ連絡します。

子どもの年齢を正確に答えられなくても、119番に連絡できますか?

連絡できます。119番では年齢を尋ねられますが、正確に分からない場合はおおよその年齢を伝えるよう案内されています。

熊本県で休日・夜間に#8000へ相談する場合、いつでもつながりますか?

いつでも利用できるとは、この資料からは判断できません。#8000の実施時間は都道府県ごとに異なるため、熊本県の最新の実施状況を確認してください。救急車を呼ぶ目安に当たる状態では、#8000より119番への連絡を優先します。

運営者

たかしまこどもクリニック

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診療時間/アクセス

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午前診療
AM 8:30~12:00
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予防接種・乳児検診
PM 14:00~15:00
-(13:00~14:00)-
午後診療
PM 15:00~18:00
●-●●●●(14:00~16:00)-

※第2土曜日は休診

※日祝と火曜午後は休診です。
※予防接種と乳幼児健診は完全予約制ですので、お電話にてご予約下さい。

クリニック周辺地図

熊本県合志市幾久富1866-513

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