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保育園児の鼻水で迷うときの家庭で見るポイントと受診の目安

2026.10.6   子どもの症状

子どもが頭を強くぶつけて意識がない場合は、鼻水について家庭で調べたり、通常の受付に連絡したりするより先に119番を呼んでください。厚生労働省は、この状態を15歳以下の子どもについて、すぐに救急車を呼ぶ目安に挙げています。鼻水の相談を考えているときも、目の前の子どもの状態を優先しましょう。

救急車を呼ぶ状態とは別に、鼻水とともに発熱や咳などがあるなら、年齢、呼吸の様子、元気さ、水分を取れているかを確かめることが、相談時に状態を伝える手がかりになります。休日・夜間に受診を迷う場合の#8000は、住んでいる都道府県の実施時間を確認して利用する電話相談です。鼻水だけで受診や登園の可否を決めず、気になる変化を整理して相談しましょう。

SECTION 01

鼻水があっても、まず119番を呼ぶ状態は?

15歳以下の子どもが頭を強くぶつけ、意識がない場合は、鼻水の様子を確かめるより先に、すぐ119番で救急車を呼んでください。鼻水があるかどうかで、この行動を後回しにする場面ではありません。

頭をぶつけた後の状態を振り返るときは、「強くぶつけた」と「意識がない」を分けずに確認してください。この組み合わせが、15歳以下の子どもについて示された救急車を呼ぶ目安です。

SECTION 02

119番では何を聞かれる?

聞き取りが終わるまで、出動を待つとは限りません

119番通報をすると、指令員が救急車の出動に必要なことを順番に尋ねます。緊急性が高い場合は、すべてを聞き終える前でも救急車が出動します。質問が続いていることを、出動がまだ決まっていないという意味に受け取る必要はありません。

聞かれることの一つが、具合の悪い子どもの年齢です。正確な年齢がすぐに分からないときも、答えられる範囲でおおよその年齢を伝えてください。年齢を確かめるために通報を中断するのではなく、指令員の問いに沿って伝えましょう。

SECTION 03

救急車を呼んだ後、手元に用意する物は?

準備は119番通報の後に

自宅から119番通報した場合は、救急車を呼んだ後、マイナ保険証または資格確認書と、普段飲んでいる薬またはお薬手帳などを手元に用意するとよいでしょう。書類や薬を探し終えてから通報するのではありません。まず通報し、その後に用意できる物を確認する順番です。

保護者が子どものそばにいて、必要な物がすぐには見つからない場合も、準備を通報より優先しないでください。用意する物は、あくまで自宅から通報した後の準備です。

SECTION 04

診療時間外の判断情報は何歳まで使える?

夜間や休日など、診療時間外に病院を受診するか迷うとき、判断の目安として示されている情報の対象は、生後1カ月~6歳の子どもです。保育園児でも、利用前に子どもの年齢がこの範囲に入るか確かめてください。診療時間外の受診判断に使う情報であり、年齢や利用する場面を区別することが大切です。

表示される目安が、その子の受診を自動的に決めるわけではありません。受診するかどうかの最終的な判断は家族自身が行います。迷っているときは、目安の対象となる年齢と時間帯を確かめたうえで、子どもの現在の状態を見て判断してください。

たとえば保育園から帰宅した後に気になる様子が出て、診療時間外に受診するか迷った場合は、まず子どもの年齢を確かめます。同じ「保育園児」でも月齢や年齢は一人ずつ異なります。生後1カ月~6歳という対象範囲を確認してから、今の状態に合う情報を探す順番にすると、対象外の情報をそのまま当てはめずに済みます。

画面に探している症状が見当たらない場合も、それを「心配ない」という意味に置き換えないでください。家庭で見た様子のうち、確かめられたこととまだ分からないことを分けておけば、家族で受診を判断するときや相談するときに、どの情報を基に迷っているのか伝えやすくなります。

SECTION 05

鼻水以外の症状はどう整理する?

子どもの状態に近い症状から選ぶ

診療時間外の判断情報を利用する場合は、まず「気になる症状」の中から、子どもの今の状態に近い症状のページを選びます。鼻水があることだけを手がかりに結果を決めず、併せて気になっている状態に近いページを探してください。

選んだ症状ページでは、書かれている具体的な項目のうち、子どもに当てはまるものを選択して結果を確認します。項目を選ぶ際は、保護者が今見ている状態と、ページに書かれた内容を照らし合わせましょう。表示結果を鼻水だけの診断として扱わないことも大切です。

同サイトを使う前に、保護者が気にしていることを「鼻水」と「それ以外」に分けてみましょう。たとえば咳も気になるなら、咳について書かれたページの項目と、目の前の子どもの様子を照らし合わせます。最初に選んだページだけにこだわらず、実際に気になっている状態に近い項目を探すことが、確認の抜けを減らす手がかりになります。

項目を見ても判断しにくいときは、無理に当てはまる・当てはまらないを決めず、「その様子はまだ確かめられていない」と分けておきます。結果を見る際も、選択した項目が現在の様子を表しているか振り返ってください。相談時には選んだ項目だけでなく、判断に迷った項目も伝えると、画面の結果を鼻水単独の診断と取り違えずに話せます。

SECTION 06

38℃以上の発熱があるとき、月齢を確かめるのはなぜ?

鼻水に加えて38℃以上の発熱がある場合は、体温だけでなく、子どもが生後3か月未満かどうかも確かめてください。発熱について状態を確認する項目には「生後3か月未満である」が含まれています。保育園に通う子どもについて読む場合も、確認項目がどの年齢を問うているかを取り違えないことが大切です。

生後3か月未満かどうかという項目だけで、受診するかどうかの結果が決まるわけではありません。38℃以上の発熱があるときに月齢を確認し、当てはまる項目として正しく扱うための問いです。

SECTION 07

発熱時の「いつもと違う元気さ」は何を伝える?

体温とは別に、ぐったりしているかを確かめる

38℃以上の発熱がある場合、確認する項目の一つは「元気がなく、ぐったりしている」ことです。熱の数字を伝えるだけでなく、今の子どもがぐったりしているかを見て、状態を言葉にしてください。「熱がある」という情報と「元気がない」という情報を一つにまとめず、別々に確かめます。

ぐったりしているかどうかは、発熱時に当てはまる項目を確認するための情報です。この一項目だけで受診の結果を決めるものではありません。

38℃以上の発熱があるとき、「元気がない」と感じた場面を思い返してみてください。保育園から帰った直後の印象だけでまとめず、帰宅してから声をかけたときや家族と過ごしているときに、普段と比べてどのように見えたかを言葉にします。体温として確認した数値と、元気がなくぐったりしているかという観察は、相談時にも別の情報として伝えられます。

保護者が帰宅後から見ている場合、日中の様子まで確認したことにはできません。「帰宅後はぐったりして見えた」「日中の様子は分からない」のように、見た時間帯と未確認の範囲を区別しましょう。普段との違いをうまく説明できなくても、実際に見た反応をそのまま伝えることが大切です。一つの印象だけで受診の結論を出すための項目ではありません。

SECTION 08

発熱があるとき、水分を取れているか?

38℃以上の発熱がある場合は、子どもが水分を取れているかも確かめてください。発熱時の確認項目には「水分は取れている」が含まれます。保護者が状態を伝えるときは、熱の有無に加え、水分について当てはまる状況を分けて伝えると、確認した内容が明確になります。

水分を取れているという項目に当てはまっても、それだけで受診の必要がないとは判断できません。反対に、水分の状況を確かめず、鼻水と体温だけで判断を終えないようにしましょう。

38℃以上の発熱がある場合、水分については「飲めると思う」ではなく、保護者が実際に見た場面を手がかりに整理します。帰宅してから飲む様子を見たのか、飲み物を出したものの口を付けたか分からないのかでは、伝えられる内容が違います。保育園での様子をまだ聞いていなければ、家庭で確認できた範囲として説明しましょう。

相談するときは、水分について見たことに加え、熱や元気さについて気になっている点も分けて伝えます。飲む場面を見ていても、その事実だけでほかの気になる様子が消えるわけではありません。反対に、見ていない時間帯を「飲めていない」と決めつけず、確認できていないこととして伝えると、状況を正確に共有できます。

SECTION 09

おしっこやおむつは普段と比べてどうか?

熱があるときの、普段との違い

鼻水に加えて38℃以上の発熱がある場合は、おしっこが出ているか、おむつがいつもの通り濡れているかを確認します。おむつを替えるときなどに、普段と比べてどうかを見ておくと、状態を伝えやすくなります。

おむつが濡れていても、そのことだけで受診が不要とは判断できません。反対に、いつもと違うと感じた場合も、排尿の様子だけで結論を出さず、ほかに気になる状態とともに相談時に伝えましょう。

38℃以上の発熱があるときに確認する排尿の様子は、保護者が普段のおむつ交換で把握している状態と比べると説明しやすくなります。帰宅後に替えたおむつについて、いつものように濡れていたと感じたのか、違いが気になったのかを整理してください。トイレを使う子なら、おしっこが出たことを実際に確認できたかを分けて考えます。

園にいる間は見ていなかったのであれば、その時間帯まで「いつも通り」とまとめる必要はありません。相談時には、家庭で確かめた範囲と、まだ分からない範囲を区別して伝えます。おむつが濡れていた場合も、その一点から受診は不要だと結論づけず、発熱に伴ってほかに見られる様子と併せて話してください。

SECTION 10

咳とともに胸がへこむ呼吸はないか?

咳があるときは胸の動きも見る

鼻水とともに咳やゼーゼーする症状がある場合は、咳の音だけでなく、呼吸するときの胸の動きも見てください。胸がへこむ、ペコペコした呼吸をしているかどうかは、咳やゼーゼーする症状について確認する項目の一つです。

咳をしている場面だけでは胸の動きが分かりにくいこともあります。呼吸しているときの様子を確かめ、胸がへこむ動きが見られたかを相談時にそのまま伝えてください。この項目に当てはまることだけで、原因や診断が決まるわけではありません。

鼻水と咳やゼーゼーする症状が重なったら、咳が出たという事実と、呼吸しているときに胸がどう動いて見えるかを分けて確認します。咳の合間に見た胸の動きについて、へこむように見えたのか、よく見えなかったのかをそのまま言葉にしてください。「咳が強そう」という印象だけでは、胸がへこむ呼吸を見たかどうかまでは伝わりません。

保育園で咳があったと聞いたものの、家庭では胸の動きをまだ確認できていない場合は、その違いも整理しておきましょう。相談時には、咳やゼーゼーする症状があることと、胸の動きについて自分で見たことを分けて伝えます。胸がへこむように見えたとしても、その観察から原因や病名を推測せず、見えた動きを説明することにとどめます。

SECTION 11

ゼーゼーして苦しく、会話もできない状態か?

音だけでなく、呼吸と会話を合わせて確認

咳やゼーゼーする症状がある場合に確認したいのは、「ゼーゼーして呼吸が苦しく、会話ができない」という状態です。ゼーゼーという音がすることだけを、この状態と同じ意味にはできません。

子どもの様子を見る際は、呼吸が苦しそうか、会話ができているかを合わせて確かめてください。相談するときにも、ゼーゼーしているという一言で済ませず、呼吸の苦しさと会話の状態を分けて伝えると、見ている状態を具体的に共有できます。

SECTION 12

吐いた回数は繰り返しているか?

一度吐いた場合と、繰り返す場合を分ける

鼻水のほかに吐き気や嘔吐がある場合は、何度も繰り返し吐いているかを確認します。「何度も繰り返し吐く」は吐き気についての確認項目ですが、一度吐いたことまで同じ表現に置き換えないようにしましょう。

相談するときは、吐いたことがあるかだけでなく、繰り返しているかどうかを伝えてください。一度だった場合は一度と伝え、繰り返している場合はその様子を伝えると、嘔吐の状態を取り違えずに共有できます。一度しか吐いていないことを、ほかの状態まで問題ないという判断には使わないでください。

SECTION 13

下痢もあるとき、口の乾燥はないか?

鼻水とともに下痢がある場合は、唇や口の中が乾燥しているかも確認します。口元を見て、普段と比べて乾燥が気になるかを確かめ、下痢の様子と一緒に相談時に伝えられるようにしておきましょう。

唇や口の中の乾燥は、下痢があるときに確認する項目の一つです。乾燥していないから受診の必要がない、あるいは乾燥しているから受診の可否がそれだけで決まる、とは考えないでください。見たままの状態を伝えることが、相談時の判断材料になります。

SECTION 14

休日・夜間に受診を迷ったら#8000は使える?

緊急通報と、受診を迷うときの相談は別

119番を呼ぶ目安に当たる状態なら、#8000への電話相談を先に挟まず、119番に通報してください。#8000は、休日・夜間に子どもの症状への対処や受診を迷ったとき、小児科医師・看護師に電話で相談できる窓口です。

#8000にかけると、住んでいる都道府県の相談窓口へ自動転送されます。ただし、短縮番号が共通でも実施時間は都道府県別です。利用を考える際は、厚生労働省が掲載する「子ども医療電話相談実施状況」で、居住する都道府県の最新の実施時間を確認してください。全国共通の受付時間があるものとして予定を立てないようにしましょう。

電話で話す際は、いつから気になっているかに加え、いま保護者が見ている状態と、見ていない時間帯のことを分けておくと説明しやすくなります。相談したい点が「今の状態をどう伝えればよいか」なのか「受診について迷っている」のかも整理しておきましょう。電話口で判断材料になるのは、鼻水という一語だけでなく、実際に確認できた子どもの様子です。

SECTION 15

小児科に相談するとき、どの変化を伝える?

見た状態を、条件と一緒に伝える

小児科に相談するときは、子どもの年齢と鼻水以外に見られる症状を伝え、該当する状態を具体的に説明しましょう。38℃以上の発熱がある場合は、生後3か月未満かどうか、元気がなくぐったりしているか、水分を取れているかを確認できます。水分が取れていることだけで、受診が不要とは判断できません。

咳やゼーゼーする症状があれば、胸がへこむ呼吸をしているかを伝えてください。吐き気や嘔吐があれば、何度も繰り返し吐いているかを、一度吐いた場合と区別して伝えます。いずれも、該当する症状があるときに確認する項目です。鼻水だけで相談の要否を決めず、見られた変化を整理して伝えましょう。

熊本県合志市幾久富1866-513のたかしまこどもクリニックは、診療案内に一般小児科があります。所在地や診療科目の案内は、救急車を呼ぶ目安とは別の情報です。相談先を検討する際も、ここから個別の受付時間や予約方法を推測しないでください。

相談前には、年齢と、鼻水のほかに今見られる症状を先に整理しておくと、条件の異なる確認項目を混同しにくくなります。38℃以上の発熱がある場合に確かめる月齢、ぐったりした様子、水分の状況と、咳やゼーゼーする症状がある場合に見る胸の動きは、それぞれ該当する症状と組にして伝えてください。見ていない項目は「異常なし」とはせず、未確認と伝えます。

吐き気や嘔吐もある場合は、吐いたことが一度なのか、何度も繰り返しているのかを混ぜずに説明します。相談では、保育園で聞いた様子と帰宅後に家族が直接見た様子を区別すると、どこまで確かめた情報なのかが伝わります。たかしまこどもクリニックの一般小児科など相談先を検討する際も、医院の所在地や診療案内と、救急の判断に使う情報は分けて考えてください。

FAQ

よくある質問

熱がなくても、咳が出ている場合は何を確かめればよいですか?

咳やゼーゼーする症状がある場合は、胸がへこむ呼吸をしていないか確かめてください。ゼーゼーして呼吸が苦しく、会話ができない状態かどうかも確認し、見られた様子を相談時に具体的に伝えましょう。

発熱時におむつが普段どおり濡れている場合、ほかに何を確かめればよいですか?

それだけで受診不要とは決められません。38℃以上の発熱については、おしっこやおむつの状態に加え、元気さや水分を取れているかも確認項目に含まれます。気になる状態をまとめて相談してください。

旅行先の休日・夜間でも#8000は自宅の都道府県につながりますか?

提供された資料だけでは、旅行先からかけた場合の転送先は決められません。資料が説明するのは、住んでいる都道府県の相談窓口への転送です。利用前に相談先とその都道府県の実施時間を確認し、119番を呼ぶ状態なら電話相談を先に挟まないでください。

運営者

たかしまこどもクリニック

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午前診療
AM 8:30~12:00
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予防接種・乳児検診
PM 14:00~15:00
-(13:00~14:00)-
午後診療
PM 15:00~18:00
●-●●●●(14:00~16:00)-

※第2土曜日は休診

※日祝と火曜午後は休診です。
※予防接種と乳幼児健診は完全予約制ですので、お電話にてご予約下さい。

クリニック周辺地図

熊本県合志市幾久富1866-513

熊本市方面からも通いやすい立地にあり、専用駐車場を完備しています。
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