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食中毒
食中毒について
検査をしても腸に炎症や異常がないにもかかわらず、腹痛・下痢・便秘などが繰り返し起こる病気です。
学童期から思春期のこどもに多く、登校前や試験・行事の前など、ストレスや緊張がきっかけで症状が出やすいのが特徴です。
心と腸は深くつながっており、生活習慣やこころのケアも大切になります。
こんな症状があればすぐ受診を
- 血が混じった下痢・嘔吐がある
- 水分がまったく取れず、ぐったりしている(脱水)
- 高熱(38.5℃以上)が続いている
- 手足のしびれ・視力の異常・呼吸困難がある(ボツリヌス菌等)
- 生後6か月未満の赤ちゃんに嘔吐・下痢がある
よくある原因
- カンピロバクター:生や加熱不十分な鶏肉が原因。腹痛・下痢・発熱(1〜7日後)
- サルモネラ菌:卵・生肉が原因。発熱・下痢・嘔吐(6〜72時間後)
- 黄色ブドウ球菌:おにぎり・調理パンなどが原因。食後1〜3時間で嘔吐
- 腸管出血性大腸菌(O157):生肉・野菜が原因。血便・激しい腹痛に注意
受診の目安
- 食後数時間〜数日以内に嘔吐・下痢・腹痛が始まった
- 同じ食事をした家族にも同様の症状が出ている
- 症状が強く、水分補給ができない
- 下痢・嘔吐が1日に何度も繰り返している
ご家庭での対応
経口補水液(OS-1など)を少量ずつこまめに補給する
嘔吐直後は30分ほど胃を休め、その後少量から再開する
下痢止め薬は自己判断で使用しない(毒素の排出を妨げることがある)
嘔吐物・便の処理は手袋・マスクを使い、塩素系漂白剤で消毒する
食べた物・食事の時間を記録しておく
受診時にお伝えいただきたいこと
- 症状が始まった時間・食事をした時間
- 食べた物の内容(外食・生もの・加熱不十分な食品など)
- 嘔吐・下痢の回数と便の状態(血便の有無)
- 家族や同じ食事をした人に同様の症状があるか
- 水分が取れているかどうか
たかしまこどもクリニックの診療
症状や食事の内容をもとに原因を推定し、整腸剤・補液・必要に応じた抗菌薬による治療を行います。
O157など重症化リスクの高い感染症が疑われる場合は、便の検査や専門医療機関へのご紹介も検討します。






